私の母方の祖母は現在91歳。祖母は県外にいるため、年に数回しか会ってはいませんが、季節ごとに果物などをたくさん送ってくれ、LINEのテレビ電話でやり取りはしています。91歳でLINEを使えていること自体すごいと思うのですが、ただ、携帯に電話をしても1回では出ないため、一度家の電話にかけてからLINE通話をするのが定番の流れです。

そして、そんな祖母が90歳の誕生日の日に、なんと私の息子、祖母からするとひ孫が誕生しました。同じ誕生日となったひ孫の誕生を祖母もとても喜んでくれました。

もともと手芸や裁縫が得意な祖母は、ひ孫の誕生に触発されて、「絽刺し(日本刺繡の一つで、非常に細かい作業が必要です)」で息子のために兜の絵柄の作品を作ってくれたり、それ以外にもどんどんと新しい作品作りにチャレンジするようになりました。かなりぽっちゃり目で、足腰は弱くなり、なかなか外出はしなくなった祖母。そんな祖母の、あまり器用そうには見えないその手で、大きな虫眼鏡のような眼鏡をかけて作品作りに取り組んでいる姿は、「すごいなぁ」と孫として尊敬の一言です。

祖母について、驚かされた出来事がもう一つ。息子1歳、祖母91歳の誕生日に一緒にステーキレストランでお祝いのランチをしました。私や母が「油が多いのはちょっと…」とヒレのステーキを選ぶ中、「私はロースがいいわ」とロースステーキを1人前ペロリと平らげた祖母。「私はまだ全部自分の歯なのよ」と自慢げに話している姿に、感服してしまいました。

1歳の息子と91歳の祖母。90年という年月を生き抜いてきた祖母の逞しさを感じ、自分も、そして、息子にも見習ってもらい、元気に、楽しく、そして長く生きていきたいなぁと感じた出来事でした。