
外で遊ぶことが大好きだった幼少期
私は津市の大門生まれで、安濃町に引越ししてきたのは今から20年前ぐらいですね。小さい頃は外で遊ぶ事が大好きで勉強はあまりしてきませんでした(笑)机や椅子の木製品の切れ端を集めて、よくチャンバラごっこをしたり、体を動かす事は得意だったので泥だらけの生活を幼少期は送っていました。そして幼い頃から今でもずっと好きなのが、鰻です。大門にある「はし家」は昔からお世話になっていて、父も母も鰻が好きでよく食べに行っていたんです。私は社会人になってからも週1回はお昼に友人と食べにいったり、タレの味が他のお店よりもとても美味しいです。鰻のおかげなのか、大きい怪我や病気も無く、元気に育った事だけが取り柄です。

祖母から受け継いだ趣味
子供の頃から続けている趣味があってね、それが「切手集め」です。小学生の頃に津市の中央郵便局へ並んで買いに行ってました。他の子供達も沢山いて長い行列が奥まで続いてましたね。私は月1回のペースで行っていましたけど、当時の切手が5円か10円ぐらいだったかな。お小遣いは100円くらいやったから、あんまり多くは買えやんけどそれが子供の時の一番楽しみでした。私のおばあさんも切手集めが好きで、それが影響して趣味のきっかけになったかな。65歳~66歳ぐらいまで集めていて、今では収集家の様なコレクションになっていますね。

ありのままを表現する事の楽しさ
もう一つの趣味でいえば、仕事をするようになってからは絵を見る事にはまったんです。海外から日本まであらゆる美術館を巡りました。私、もともと絵は描けなかったんですが、たまたま同窓会で会った友人から「絵描いてみやへん?」って言われて、「失敗したらどうしよう~」とかいろんな事がよぎったけど、試しに描いてみようって思ったのが63歳の時でした。初めは小さいものから描き始めましたが、今では大きな額縁にもチャレンジしていますね。


描いた瞬間は良いのですが、日が経つと絵の見方がまた変わってきて、上から色を足したりの繰り返しですね。描きすぎかな?って思うときもあるし、でもどこを消したら良いのかも分からないですし、描いている途中でやり直しした事も多かったですね。ありがたい事に入賞もさせて頂いたので、これからもぼちぼち頑張っていきます。
いろいろな地域住民とのふれあい
仕事を退職して、今は色々なボランティア活動に励んでいます。町内会の取り組みでお城公園や海岸などの清掃、それから月に1~2回、幼稚園や保育園そして小学校の子ども達に昔遊びを教えに行ったりしていて、毎月お手玉作りをしているんですけど、年間で2,000~3,000個作っていますね。あとは1年生から6年生に絵本や紙芝居を読み聞かせたり、いろいろな事を楽しませてもらっています。(安濃の)団地に住んでいるお年寄りの方には、お茶やお菓子を食べて、ただのんびりと時間を過ごすだけの会も開いています。津市の社会福祉協議会からも支援寄付を頂いていたり、こういう取り組みに理解のある町なので、すごくやりがいがありますね。生まれも育ちも違う子供や年配の方に「樋口さんに会えて良かった!話聞いてくれてありがとう」って言ってくれるのが本当に嬉しくてね。ボランティアをしたきっかけは、赤十字社でずっと働いて居たことが大きいかな。誰かの役に立ちたいって気持ちは昔から持っていたし、今は休む時間が無くても毎日が楽しいと思う日々を送っていますね。

元気な秘訣
今迄大きな病気も無く、元気に過ごしてこれたのは自分のやりたい事が出来ているからかな。この生活をずっと継続出来たらいいなって思っていますし、これ以上他事を増やすのは時間や体力的に厳しいですけど、80歳まで変わらず健康的に楽しんでいきたいですね(笑)


ライフ・テクノサービス採用担当。新卒~中途の面接・就職説明会等、幅広く対応しております。1食3合、1日5食かかせません!(いつかはわんこそば試してみたい)